恐ろしい痛風の合併症

合併症で発症させてしまう疾患の方が重大

一度でも痛風を引き起こしてしまうとよくわかりますが、その激痛というのは、とても耐えがたいものです。

 

しかしどんなに激痛だからといって、痛風が原因となって生命に危険を及ぼしてしまうことはありませんのでご安心ください。そして、痛風結節の腫れに関しましても、多少は後が残ってしまいますが、そこまで気になるものではありません。

 

ただし注意をしなければいけないのが、痛風や高尿酸によって合併症を引き起こしてしまうことがあり、実際のところ、痛風よりもこの合併症で発症させてしまう疾患の方が重大と言えるのです。

 

痛風の原因として知られる高尿酸値が長く続いてしまうような状態にありますと、生活習慣病や尿路結石、さらには腎障害を患う可能性が一気に高まります。

 

高尿酸血症におきましては、メタボリックシンドロームや高脂血症、また糖尿病などを合併する事例もあり、高脂血症から血栓が生成されてしまい、アテローム血栓症、脳卒中、大動脈血栓などといった最悪の場合生命に影響してしまうことになる重大な疾患と密接しているのです。

 

メタボリックシンドロームや糖尿病というのは、プリン体を多く含んでいる肉類やアルコール類を過剰に摂取することによって発症してしまいますので、痛風と因果関係を持っている疾患になることとなりますので注意をする必要があります。

 

体内では高尿酸血症の状態

痛風を発症して最も恐ろしいと言えるのが、痛みが治まったということで、「痛風が完治した!」っと思い込んでしまうことにあります。確かに痛みは治まったのかもしれませんが、体内では高尿酸血症の状態がそのまま継続してしまっているケースが多くあります。

 

痛風対策として、食事などの生活習慣改善や尿酸産生阻害薬、また尿酸排泄促進薬などといった尿酸値を低下させる投薬を一定期間続けていく必要があります。

 

痛みが無くなった時点で投薬をするのも止めてしまい、また食生活や生活習慣に関しても、以前の状態に戻してしまいますと、腎不全による障害となってしまう可能性が非常に高くなりますのでご注意ください。

 

このような痛風や高尿酸血症が原因で起こす合併症を引き起こすことが無いようにするためにも、食生活や生活習慣の改善を行うのはもちろんのことですが、定期的に健診を受けて、血圧や尿酸値を経過観察を続けていくことが大切です。

 

自分は気が付いていないことが体内で進行してしまっている可能性があります。自分で確認することが出来ないからこそ、怖いのです。