痛風と肝臓の関係性

身体の中を一定の環境に維持するための働き

人間が生命を維持するためには、様々な臓器の働きが必要であり、私達の体の中に無駄な臓器は一切無いと言われています。

 

どのような臓器も、命を繋ぐ大切な役割を持っており、一つの臓器が弱体化してしまいますと、重大な病気を引き起こしてしまうことがもちろん、最悪な急死に至ることだって考えられます。

 

どうして「痛風」関係の情報サイトに「臓器」のことが書かれているのか疑問に思われる方もいるかもしれません。実は臓器の中でも肝臓というのは、痛風と大きな関係があるのです。

 

そもそも腎臓というのは、心臓や肺などといったように生命を維持するために重要な器官の一つとして存在しています。

 

腎臓では、血液中に蓄積されてしまった老廃物などをろ過し、そして身体にとって不用となるものだけを効率よく排泄する機能を持ち、身体の中を一定の環境に維持するための働きをしている非常に大切ものとなります。

 

そこで痛風を引き起こしてしまうことによって、高尿酸血症の状態が長期間続いてしまうことによって腎障害を併発させてしまうケースがあります。

 

高尿酸血症というのは、尿の酸性濃度が高くなってしまうことによって、腎臓におけるろ過機能が飽和状態となってしまうことはもちろんのこと、腎臓内に沈着してしまっている尿酸が結晶化されてしまうこととなり、腎臓の機能が著しく低下してしまうことになるのです。

 

尿酸生成抑制剤の投与を行って改善

腎機能が低下することで、さらに尿酸をろ過することができずに益々腎機能を低下させる悪循環を招いてしまい、最悪は腎不全となり人工透析が必要になってしまいます。

 

腎障害や腎不全を起こしてしまいますと、高血圧や高脂血症、糖尿病などをさらに併発する症例も全国的に報告されてきており、動脈硬化が原因となって、アテローム血栓症や腎臓癌を引き起こし、結果命の危機に陥ってしまうことになります。

 

このような腎障害の診断が下された場合、尿酸生成抑制剤の投与を行って改善に向けて治療をしていくこととなります。

 

そして大切なことは、食事指導をしっかりと受けて食事療法と併せることで治療をすることです。さらに尿路結石も起こりやすい状態となっていますので、結石破砕などといった治療をすることがあることから、概ね1カ月程度の入院をして完治に向けて治療をしていくことになります。

 

このようにただ単に痛風と言いましても、予想だにしない病気になってしまうことも考えられることも頭に入れておいてください。