痛風の初期段階

ほとんどは痛風の症状が出ていない

痛風というのは、ある日突発的に発症してしまうものだと言われてきていますが、実際のところは、その症状というのは速い時期に徐々に出てきているとされています。

 

痛風における初期段階のことを「無症候性高尿酸血症期」と呼んでおり、ほとんどの場合は、健康診断時などの尿検査や血液検査を受けることによって、血清尿酸血が7mg以上になっていることが判明することになりますが、ほとんどは痛風の症状が出ていない場合が多くなっています。

 

この健康診断の時、健康指導などをアドバイスとして生活習慣の改善の一つとして、食事や喫煙、さらに飲酒などといった制限や運動をきちんとすることを勧められることになりますが、その時には痛みを伴っていないことから、全く改善をしようとすることなく放置してしまっている人が多くいます。

 

例えば20代におきましては、体力や免疫力もありますので、多少無理をしたとしても痛風が発症してしまうようなことはありませんが、体力が衰えてくる40代にもなると、少しずつ痛風による影響で症状が出始めてきます。

 

慢性関節炎の痛風

最初の段階では、非常に小さな浮腫で痛みについても全然我慢出来る程度のものだったのに、ある日突発的に浮腫が巨大化してしまい、また関節部の至る所で発症し我慢することが出来ないほどの激痛に見舞われてしまうことになるのです。

 

この激痛を感じる時期のことを、急性関節炎発作期と呼んでいます。残念ながら現実的に考えて、この時期を迎えるということは手遅れな状態になっていることとなります。

 

しかし、比較的湿気のある夏場では痛風による痛みが一時的に治まることがあります。それでも周期的に激しい痛みが繰り返されることとなりますので注意が必要です。

 

この時期に病院に足を運んで、医師の診断を受け、適切な処置をして、投薬を使った治療が行われることで、尿酸値を低下させることができ、炎症症状に関しても症候状態となります。

 

きちんとした処置をすることによって、痛風の症状である我慢出来ないような激痛から解放されることになるでしょう。

 

しかし、薬による治療を続けていく必要があるのはもちろんのこと、生活習慣の改善を行うのは決して忘れてはいけません。

 

そのような状態で、さらに飲酒や喫煙、また暴食などを繰り返してしまうと慢性的な高尿酸血症を引き起こしてしまい、その結果慢性関節炎の痛風となり、長期間に渡って激しい痛みを繰り返していくことになりますのでご注意ください。