そもそも痛風とは

痛風について

今現在痛風のことで悩みを抱えてしまっている方もきっと多いかと思います。今まで痛風を起こしたことの無い方からしてみれば「大袈裟に痛がり過ぎ」などと考えてしまうかもしれませんが、それは決して大袈裟に痛がっているワケではありません。

 

その痛みは実際に痛風になってみないと決してわからないほどの痛みであり、しかも慢性化してしまうという辛さもあります。

 

そんな痛風についてですが、例えば糖尿病や脳梗塞、また肥満などと言った生活習慣病の一つのように現代病と考えてしまうかもしれませんが、実際のところ、発症したことを記録されている書物を確認していますと、意外にも歴史的に古くから存在している傷病になっていることがわかります。

 

痛風というのは、古くから欧米人に発症していたという記録がしっかりと残っており、最古の例としましては、なんと古代エジプトのミイラに放射線やDNA検査をしてみたところ、足の先や足の指などといった場所に炎症を起こした形成が残っていることがわかったのです。そして細胞色素によって、高尿酸血症が顕れたことによっって、それが痛風の疾患があることが証明されたワケです。

 

世界中で知られている歴史的な著名人

その他にも、比較的高い地位の人のミイラ、また文献などからも痛風の影響による疾患症状が記録されているものが残っています。これらの中には、あの有名なアレクサンダー大王やカルロス五世、さらにはルイ14世、レオナルドダヴィンチ、ダンテ、ニュートン、ダーウィンなどと世界中で知られている歴史的な著名人ばかりなのです。

 

このような著名人というのは、現代になっても文献記録が残っていますので痛風を疾患していたことが判明しましたが、一般庶民が痛風を疾患してしまっていたのかどうかというのは、現在のようにカルテによる記録は残っていないことから詳細は不明です。

 

先述した著名人に対して共通して言えることというのは、何よりも一般庶民と比べて肉類を中心としている豪華な食事をしてきて、尚且つ毎日飲酒をすることも欠かさなかったことです。

 

他にも、地位や重圧からのしかかってくるストレスについても痛風の原因にあったかもしれません。まさしく現代人が抱えている問題と同様の状況に置かれていたことが様々な歴史的資料から推測することが出来ます。

 

日本の痛風による疾患の記録というのは、戦後徐々に件数が増えてきている傾向にあります。まさにこれは日本人の食文化が肉類を中心とした欧米化が進んできていることが主な原因と言えるでしょう。